2017年 06月 10日 ( 1 )

二十代のはじめ、「愛情物語」のノクターンを聴きなさい、と父親に言われたんです。もちろん映画も観ました。ビデオを借りて。
ショパンのノクターンの二番がアレンジされて、キラキラと輝くパッセージが散りばめられていて、素敵だなぁと思いましたが
弾けない、、、
当時わたしは楽譜通りにしか弾けない人でした。
コードはやっと弾けるようになり、理解もぼつぼつできましたが、自在には弾けないんです。
これが音大を出た多くの人の弱点です。

しょうがない、と
テープを何度も巻き戻しながら、聴音しました。
思えば時間のかかる作業です。
でも、頭の中でできなくて、ひたすら聴音しました。
それから弾きこむ。
そんな作業の先には

自由自在にアレンジして即興で弾ける

ということが待ってました。

できない、と思ったら
できる方法を見つける。時間はかかるが地道に作業する。しなければそのままですから。

なぜあなたにたくさん仕事が?と三月頃に同業者から質問がありました。

その時は答えられなかった。
今言いますよ

目の前に350ページほどの歌の本が置かれたとしましょう。
全部伴奏をつけながら弾き語りできますか?
全部、移調できますか?と聴きたい。
そして、本によっては
コードネームがありません。
それでも初見、もしくは練習してでも伴奏がつけられますか?

それはすぐにはできないかもしれません。
でも、最初に書いたように、はじめはできなくても、聴音したり、真似して弾いたり、たくさん練習したり、いろんな曲をたくさん聴いたらきっとできます。
あなたは器用だから、、、と言わないでください。器用じゃなくて訓練したから身についたのです。

仕事があまり増えない、
これから頑張りたい人は
まずやれることをやりましょう。
何歳からでも必ずできるようになります。


by erisotto-voce | 2017-06-10 02:23 | Comments(0)

ホームページは「吉井江里WIX」で検索してください。 岡山市で活動している吉井江里です♪ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。


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