カテゴリ:講座日記( 3 )

講座日記 2018年 6月7日

講座日記 2018年6月7日

梅雨の合間の晴れの日。朝からとても暑い。

今日の「心を癒す懐かしの童謡唱歌、愛唱歌」の講座は体験デーでもあったので
お一人の方が新聞を見て参加してくださった。

%%画像16308%%

今日、6月7日は「芒種」
72候では「蟷螂生ず」この「蟷螂」という字も「芒」という字も普段は書くことも
読むことすらない。

童謡や唱歌の中にも難しい漢字がたくさん出てくる。言葉の意味もわからない時もあり
当時は「国語教育」と「音楽教育」が同時に行われてきたんだろうな、と強く感じる。
そうでなくても現代の私たちはパソコン、携帯、スマートフォンの出現によって
字を書くことも減っており、活字離れの問題も大きいと思っている。
季節や自然、日常のこと、植物、動物を題材とした「童謡」「唱歌」は勉強する題材としては奥が深く、回想や想像なども楽しめる。

思えば音大時代にも卒業してからもこのあたりの楽曲に触れることは大変少なかった。
それは問題かもしれない。
日本の大事な素晴らしい楽曲を「子供の歌」「古い歌」としてしまっているような気がする。


軽い体操や発声練習のあと、「童謡」の本から「お母さん」に関する歌、「母」「母ちゃん」「ママ」「おかあさん」「おかあさま」などというワードに関するものをずっと5月から歌っているが、まだまだたくさんあるので続けて歌っている。

今日は「童謡」の本より

「とんがり帽子」昭和22年NHKラジオ「鐘の鳴る丘」の主題歌
        「父母の 元気でいろよという声よ」「父さん母さんいないけど」という歌詞が出てくる。戦後すぐの作品で父母を亡くした子供達。「おいら」と自分のことを呼ぶ少年。
歌うとその明るくて付点のリズムの軽快さと内容の厳しさの両方を味わえる。
また、作曲の古関裕而氏は甲子園の歌の作曲家であり、少しあの曲と雰囲気が似ていることや
「風がそよそよ」のあたりで音符の長さが長くなり、非常に魅力を感じる部分。
(すべて個人的な感想です)

「ぞうさん」昭和27年NHK「うたのおばさん」
作詞のまど・みちおさんの名前はひらがなで印象的だが、この曲の隣に出ている曲は「こどもの楽隊」という曲で作詞が おか・みち さん。作曲が とやま・せんろく さん。あれ?もしかしてひらがなで書くのが流行っていたのかな?などと思ってしまう。

その後、次のページを捲ると「月見草の花」が出てきたので歌う。この「月見草」の花は6月から開花すると聞いていたのでちょうどよいなと思った。この曲は歌うと歌詞がほんのちょっと「みかんの花の咲く丘」を思い出させる。
「ぞうさん」といっしょで三拍子であるので少し三拍子について「1、2、3、と三角形で考えるよりも1小節を一つの円のようにとらえて一拍目にポイントをおいてみては?」と手などで拍子のとりかたを皆でやってみる。ずっと座ってじっとして歌っていると体がかたくなってしまうこともあるので合間にこうして動いたり音を出したりする動作を入れるとよいと感じる。

そのあとも「ママのおひざ」昭和26年、「べこの子うしの子」昭和29年、「おかあさん」昭和29年と続けて歌う。

「おかあさん」には「おかあさんていいにおい」という言葉が出てきて、それは「せんたくしていたしゃぼんのあわのにおい」と「おりょうりしていたたまごやきのにおい」と続く。

そこで質問!「たまごやきは甘いのとそうでないのとどっちが好きですか?」挙手してもらうと25人ほどの教室では半々に分かれた。
もうお昼前なのでおもわず「どっちでもいいけどおなかすいた。食べたいな」って気持ちになってくる。

講座はこうやって生徒さんたちと会話しながら進めると本当に楽しい。

そしてそれらの楽曲の合間に出席をとってお名前を呼ぶ。お顔を確認する。
この作業をしているとどこで会ってもどの教室の〇〇さんというのがすぐにわかる。
場所が違うところで出会っても生徒さんがわからないと気まずいのでなるべく頑張っておぼえるようにしている。
しかし私も五十代なかばなので「おぼえにくくなったな〜」と実感する毎日である。

この他に「椰子の実」と「かもめの水兵さん」について調べたことをみなさんにお伝えする。

どの曲にもエピソードがあり、いくらでも調べることがある。まだこの先10年以上かかりそうだ。
なるべく元気でいて調べたことは発信していきたいと思う。

最後に7月に入ったら「七夕会」をすることをお伝えする。
これは私の教室のほとんどで行なっている大事な行事。若い頃はそんなことをするなんて考えたこともなかったがだんだんと「季節の行事」の大切さがわかるようになってきた今日この頃である。

「童謡、唱歌」だけを歌っていると少し真面目すぎて窮屈になることもあるので
最後に「恋愛」に関する曲も歌って解散した。


%%画像16309%%
庭の花をお供に。


    

by erisotto-voce | 2018-06-07 19:59 | 講座日記

講座日記 2018年6月7日

講座日記 2018年6月7日

梅雨の合間の晴れの日。朝からとても暑い。

今日の「心を癒す懐かしの童謡唱歌、愛唱歌」の講座は体験デーでもあったので
お一人の方が新聞を見て参加してくださった。



今日、6月7日は「芒種」
72候では「蟷螂生ず」この「蟷螂」という字も「芒」という字も普段は書くことも
読むことすらない。

童謡や唱歌の中にも難しい漢字がたくさん出てくる。言葉の意味もわからない時もあり
当時は「国語教育」と「音楽教育」が同時に行われてきたんだろうな、と強く感じる。
そうでなくても現代の私たちはパソコン、携帯、スマートフォンの出現によって
字を書くことも減っており、活字離れの問題も大きいと思っている。
季節や自然、日常のこと、植物、動物を題材とした「童謡」「唱歌」は勉強する題材としては奥が深く、回想や想像なども楽しめる。

思えば音大時代にも卒業してからもこのあたりの楽曲に触れることは大変少なかった。
それは問題かもしれない。
日本の大事な素晴らしい楽曲を「子供の歌」「古い歌」としてしまっているような気がする。


軽い体操や発声練習のあと、「童謡」の本から「お母さん」に関する歌、「母」「母ちゃん」「ママ」「おかあさん」「おかあさま」などというワードに関するものをずっと5月から歌っているが、まだまだたくさんあるので続けて歌っている。

今日は「童謡」の本より

「とんがり帽子」昭和22年NHKラジオ「鐘の鳴る丘」の主題歌
        「父母の 元気でいろよという声よ」「父さん母さんいないけど」という歌詞が出てくる。戦後すぐの作品で父母を亡くした子供達。「おいら」と自分のことを呼ぶ少年。
歌うとその明るくて付点のリズムの軽快さと内容の厳しさの両方を味わえる。
また、作曲の古関裕而氏は甲子園の歌の作曲家であり、少しあの曲と雰囲気が似ていることや
「風がそよそよ」のあたりで音符の長さが長くなり、非常に魅力を感じる部分。
(すべて個人的な感想です)

「ぞうさん」昭和27年NHK「うたのおばさん」
作詞のまど・みちおさんの名前はひらがなで印象的だが、この曲の隣に出ている曲は「こどもの楽隊」という曲で作詞が おか・みち さん。作曲が とやま・せんろく さん。あれ?もしかしてひらがなで書くのが流行っていたのかな?などと思ってしまう。

その後、次のページを捲ると「月見草の花」が出てきたので歌う。この「月見草」の花は6月から開花すると聞いていたのでちょうどよいなと思った。この曲は歌うと歌詞がほんのちょっと「みかんの花の咲く丘」を思い出させる。
「ぞうさん」といっしょで三拍子であるので少し三拍子について「1、2、3、と三角形で考えるよりも1小節を一つの円のようにとらえて一拍目にポイントをおいてみては?」と手などで拍子のとりかたを皆でやってみる。ずっと座ってじっとして歌っていると体がかたくなってしまうこともあるので合間にこうして動いたり音を出したりする動作を入れるとよいと感じる。

そのあとも「ママのおひざ」昭和26年、「べこの子うしの子」昭和29年、「おかあさん」昭和29年と続けて歌う。

「おかあさん」には「おかあさんていいにおい」という言葉が出てきて、それは「せんたくしていたしゃぼんのあわのにおい」と「おりょうりしていたたまごやきのにおい」と続く。

そこで質問!「たまごやきは甘いのとそうでないのとどっちが好きですか?」挙手してもらうと25人ほどの教室では半々に分かれた。
もうお昼前なのでおもわず「どっちでもいいけどおなかすいた。食べたいな」って気持ちになってくる。

講座はこうやって生徒さんたちと会話しながら進めると本当に楽しい。

そしてそれらの楽曲の合間に出席をとってお名前を呼ぶ。お顔を確認する。
この作業をしているとどこで会ってもどの教室の〇〇さんというのがすぐにわかる。
場所が違うところで出会っても生徒さんがわからないと気まずいのでなるべく頑張っておぼえるようにしている。
しかし私も五十代なかばなので「おぼえにくくなったな〜」と実感する毎日である。

この他に「椰子の実」と「かもめの水兵さん」について調べたことをみなさんにお伝えする。

どの曲にもエピソードがあり、いくらでも調べることがある。まだこの先10年以上かかりそうだ。
なるべく元気でいて調べたことは発信していきたいと思う。

最後に7月に入ったら「七夕会」をすることをお伝えする。
これは私の教室のほとんどで行なっている大事な行事。若い頃はそんなことをするなんて考えたこともなかったがだんだんと「季節の行事」の大切さがわかるようになってきた今日この頃である。

「童謡、唱歌」だけを歌っていると少し真面目すぎて窮屈になることもあるので
最後に「恋愛」に関する曲も歌って解散した。






by erisotto-voce | 2018-06-07 19:13 | 講座日記

講座日記 2018年 6月2日

今日は朝の10時からの講座
山陽新聞カルチャー本部教室(岡山市北区柳町)歌って健康いきいきヴォイトレ
この教室はバレエレッスンに使うバーもある美しくて広い教室。
ピアノは自宅から持参した電子ピアノ。
やっぱりピアノの生での伴奏なしには私の講座は成り立たないのです。


この講座は実は今年の1月にオープンしたばかり。
体験会を11月に開催したがあまり人が集まらず、開講するのを悩んだが
「ヴォイストレーニング」が様々な方のこれからの生活にきっと役に立つ、
いや、とても大事なものだという信念を持って開講を決意。
以前のコラムでもその必要性については書いています

自分自身もこの開講のために様々な講座レッスンやよその国から来られた先生の発声ワークショップを受講して勉強。
通信教育で音楽健康指導士の勉強もはじめる。
いつまでも勉強は続けないといけないし知らないことがまだ山ほどある。

実は私はそんなに声量もなく、高音も出にくいという悩みをずっと持ち続けている。
そして声や喉のことはメンタルと直結していて、自分の生活が家族の急な他界によってガラリと変わってしまったことや子供達を一人で養っていかないといけない、学費やその他のことへの不安、また、フリーランスとして働き始めてはみたもののすぐに仕事がたくさんあるわけではなかったのでそれに対する不安などで声も出にくくなっていたように思う。それにいつも疲れていた。

それでもワークショップ受講やレッスンを受けること、自分での練習を通して少しずつは改善できているような気がする。
何より仕事とそれによって出会った人々(生徒さんや仕事関係者)との出会いによって
心が充実してきたこともとても大きい。感謝である。そして音楽の素晴らしさやその効用について実感しているのは自分自身である。


今日は数年ぶりに「勤務の関係で土曜が空きました」と懐かしい方があらわれた。
以前に一緒に歌った時に感じられたことも話してくださって、再会を喜びあった。

からだをほぐしていく。
最初は手のひらをもう一方の手でほぐすのだが、テレビで見たときはタオルで手のひらをほぐすと刺激になると言ってたのでそれをアレンジ。
タオルをいつも傍に置けるかどうかわからないし
長続きするには何もない方がいいよね、と考えて
「もう一方の手を握ってその拳の指の関節がちょうど山のようになったところでもう一方の手のひらをぐるぐると刺激」してもらっている。
それならどこでもできる。いつでもできるから。
何事も続けるためには簡単さが大事。
だって毎日年齢を重ねていくのですから。

そのあとは手の甲をさする。これは拳ではなく手のひらを使ってさする。
このさするという行為は簡単だけど効果がある(ように思う。)
次に指先。これは文章にし辛いので詳しくはまた動画などで。

そして腕。腕でも様々な動きができるが私のボイストレーニングでは
「手のひら返し」などをする。これもまた文章では説明が難しい。
(ああ、絵が描けたらなあ、ああ、そうかそれも練習してみるのもよいかもなどと思う)

そのあとも、首、頭、肩、鎖骨周り、肩甲骨とほぐす。
そして下腹へと。下腹とお尻と骨盤底筋と横隔膜。そのあたりのことを説明しながら
一緒に息を吐いてからだの中のことを想像してみる。
もしもからだが透明だったら中の動きがよくわかるのにね〜と思うが
それはそれでちょっと気持ち悪いかもしれない。

そして下肢へとうつる。
ステップを踏んだり、数を数えたり、手を打ったりという運動をしながら。
そのあとは呼吸のことをゲーム感覚で楽しみながら行う。
インフルエンザが蔓延している晩秋から春まではなるべく生徒さん同士での接触がないように気をつけているが今の時期は輪になって手を繋ぐなどを動作の中に取り入れるようにしている。
手を握ったり、会話したりハイタッチしたりすることは少しいい作用があるのではないかと思っている。

呼吸は生きている以上は24時間営業でずっと肺などが活躍してくれているけど
ここでは意識していろんな吸い方、吐き方をためしてみる。
音楽っていうのはイメージも大事ですから、いろんなことをためしてみる。

たとえば「片鼻を押さえてもう一方の鼻から息を吸いましょう。そうすると、目の奥や脳まで涼しい風がす〜っと入ってくるような気がしませんか?」などを感じていただく。
同じ息を吸うのでも「かぐわしいバラの花が前にあってその香りをかぐとき」と
「おいしそうなさんまを焼く匂いがする」などためしてみる。
また「寒い日に運動場を走っているといつのまにか口で息を吸っていて、喉が痛くなったことはないですか?」など声をかけながら。
すぐに反応がかえってくる。皆の表情がやわらいでくる。
ある程度の緊張感は大事だが、私はやっぱり会話しながらみなさんにリラックスしてほしいと思っている。

その後発声練習。いわゆる音階を使うが「舌がどんどん引っ込むので舌を出す」ような工夫や
口輪筋などを刺激するいわゆる「アンチエイジング」の要素も大事にしている。
そこで大事なのがあまり子供っぽい感じで伝えないことだ。
自分が受講する立場になって考えてみるとその声がけが工夫できると思う。

発声練習は幼い頃から合唱などで教えていただいたもの、
声楽のレッスンや講習会などで得たものをおぼえておいて自分なりにアレンジしていく。

そして歌う。

歌うと「朝起きた時なんとなくだるい」「憂鬱な気分」が少しいい状態になることもある。
それをご存知の生徒さんは
「朝しんどかったんだけど、そういうときこそ歌いたいのでがんばってきたよ」
などと声をかけてくださる。

帰りは晴れやかな気持ちで教室を後にされているようにみえる。

実は講師の側もそうなのだ。
「歌うこと」と「生徒さんとの会話や声」に励まされてなんだか晴れ晴れした気持ち。
心も体もすっきりすると毎回思う。だから毎回楽しいし準備の時間もワクワクしている。






















































































































































































by erisotto-voce | 2018-06-02 19:14 | 講座日記

ホームページは「吉井江里WIX」で検索してください。 岡山市で活動している吉井江里です♪ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。


by erisotto-voce
プロフィールを見る
画像一覧
通知を受け取る