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カテゴリ:合唱( 45 )

良寛相聞の楽曲説明、歌詞の意味 4 相聞II 夢の世に

良寛相聞 4曲目 相聞II 夢の世に

原歌より(歌詞ではなく良寛、貞心尼の和歌)

貞心尼
これぞこの 仏の道に 遊びつつ つきや尽きせぬ 御法ならむ

(大意)手まり これこそが仏道に遊びながら
ついてもつきない仏の教えを体現する手まりなのでしょうね

良寛
つきてみよ ひふみやいむなや ここのとお

(大意)
さあ、あなたも手まりをついてごらん。ひふみよいみなやここのとお
手まりをつくこの行為の無限の反復の中に仏道の悟りがひそんでいる)

・・・・・・・・最初はアカペラで、冒頭のきっぱりとした音楽の感じと
後半とではかなりイメージが変化します。

・・・・・・歌詞はこう続きます
貞心尼
(大意)
あなたにこうしてお会いしたことの嬉しさは、いまだ覚めやらず
これはひょっとしたら夢?と思います
夢のようにはかない世の中。
この世でのあなたとの出会いもまどろみの中の夢の出来事、と
あなたに語っていることもまた夢のようであり
それはそれで夢のままでよいのでしょう

良寛
(大意)
夜の夢はすべて妄想であり
ひとつとして深く論ずる値打ちなどない。
しかし、夢をみている時にあって、夢は目の前のれっきとした現実の出来事である。
みた夢から思うことは
今日、今の現実もまた夢にほかならない
ここですね。「夢をもって今を、今を思うに 今日もまた然り」という言葉で歌うところ
ここが一番大事なところで
しっかり固く振りますので(笑)ごらんください。
一番この曲のなかでしっかり歌って欲しいところです。

・・・・・・・・・・・・
この「夢の世に」ははじめて聴かれた方にも強い印象を残す曲です。
体力も随分必要な歌であります。

・・・・・・・・・・・・
このように真面目に歌詞と向き合えるのも
組曲から抜粋して演奏するのではなく
全部を歌う、ということができるからではないかしら?
そして、私もきっとほどよい年齢になったのでしょう。
歌詞が心にスッと入りやすくなった感じを強くおぼえます(笑)

今日は休みなので仕事のしたくをしながら
またひとつひとつピアノで良寛相聞を弾きながら確認する合間に
手まりをついてみるか、何か家にあるボールを無心に壁と打ち合ってみようかな。

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円通寺のお茶をいただけるお店には良寛の言葉というプリントがあって
いただいてきました。次はその言葉をお知らせします。





by erisotto-voce | 2019-10-13 08:37 | 合唱

良寛相聞の楽曲説明、歌詞の意味 3 君や忘る道

1、2曲目はピアノの前奏からスタートしますが
3、4曲目はアカペラでスタートです。

貞心尼は尼僧でしたが、島崎から約16キロ(もちろん徒歩です)離れた
長岡の近く、福島村の閻魔堂の庵主でありました。庵主は何かと忙しく
そして、簡単に移動できる距離でもなく
車や電車があるわけでもなかったわけです。
時間のとれない事情を便りで知らせたようですが
この「君や忘る道」はこのような内容です。

あなたがわたしのことを忘れたのか?それとも草のために道が隠れてしまったのか?
私は近頃あなたのことばかりを待って日を過ごしているのですが
何も知らせがない。

「おとずれももなし」という言葉であらわされていますが
「音づれ」で音信、知らせ
そして、「訪れ」も意味するそうです。

あなたはこの道を忘れてしまったのか?
まてどくらせど
あなたは来ない。
どうかまたおいでください。
こんな粗末な庵ですが
おいやでなければ
露に濡れた薄尾花(すすきおばな)をかきわけ
またおいでください
・・・・・・・・・・・・・

私はこの曲を指揮していると
特に「おとづれもなく」のところで
涙が出そうになり
「またもこよ。またもこよ」(またおいでください、おいでください)
と、二回繰り返す時に
その二回目の音がより高くなり、感情があふれるように感じて
心の奥がジンとなります。

ちなみに
この夏、我が家は草が生い茂り
それこそ道が隠れてしまいました。
ある日、相当な覚悟を決めて草を抜き、カットして
さっぱりしました。
これは単に無精なのでありますねw
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円通寺の境内は非常に手入れが行き届いておりました。
この地に良寛さんが修行で来られて悟りを開いた、
しかもかなり昔に新潟からあの山の上の円通寺をめざして
一歩一歩足を進めたのだなと思うと感慨深いです。


by erisotto-voce | 2019-10-12 23:17 | 合唱

良寛相聞の楽曲説明、歌詞の意味 2曲目「手まり」

二曲目「手まり」

春が来て草庵を出て里にいくと
道の辻で 春だ、春だ と、子供たちが手まりをついている。

私も子供達に混じって手まりをつく

ひいふうみよいむなや

おまえさんがつけば私は歌い
私がつけば、おまえさんは歌う

ついたり
歌ったり
遊び過ごしてのどかな春の日はたとえくれずにいてもよいよ

・・・・・・・・・・・・・・
この、三拍子の曲は途中の「かすみ立つ長き春日の・・・・」ところから
四拍子になり、深みのある旋律とハーモニーがレガートで歌われるのです。

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玉島で手まりを買ってきました。
私たちも子供の頃、ボール遊びをよくしたものです。



by erisotto-voce | 2019-10-12 16:47 | 合唱

小さな木の実 ビゼー

コールみなんの練習では11月に行われる文化祭で歌う曲を。

もう何百回歌ったかわからないね^^と言いながら
ビゼーの「小さな木の実」を歌う。
他の歌とはあきらかに声が違う。
安心感がある。
まろやかさもある。

「好きだから」という声もあった。

年長者のみなさんはタクシーでかけつけてくださる。
一回一回のお稽古を大事にしたい。

今日は衣装の相談もしながら・・・



by erisotto-voce | 2019-10-11 13:55 | 合唱

合唱のよさって

合唱のよさは
ハモった時の心地よさ、かなと思う。

まずはあの頃のこと、子供の時に
なんとなくみんなで伴奏もなしに歌った。

合唱を教えてもらう年齢になると
メロディーの三度下にハモりを自然につけたり
メロディーの上にもつけたりして。

そう、「真夜中のギター」の後半のように
メロディーの上に。
「学生街の喫茶店」だと「時は流れた」のところ
やっぱり自然に2部にわかれる。

自分ではどんなに頑張っても声というものは
一つの音しか出せないから
人と一緒に歌うと可能性がひろがる。

うまくハモれると
心までじゅ〜っと火が通る感じ。

そこが原点だと思うし
声部にわかれなくても
みんなで歌うのは楽しい。

合唱のコンサートを聴きにいくと
やっぱり体に鳥肌が出るようなことも多い。
人の声の響きはすごいと思う。

そして、そうやって練習を重ねることに尊さを感じる。

・・・・・・・・・・・・
今日も頑張ってきま〜す
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by erisotto-voce | 2019-10-09 07:26 | 合唱

雑誌をたくさん、車に積んで出かける・・・・後半は合唱のこと

片付けをしたら不要になった雑誌がたくさん出てきたので
雑誌の他にはムック本や実用書なども一緒に処分した。
すっきりした。

その後、食事をしてからぐったりして(お盆休み明けで体力がない)
少し寝てしまった。
まあ、夏の疲れが出る頃かもしれないので
休みたいと思ったらゆっくり過ごすようにしている。

朝は富山公民館で、昼からは禁酒会館で
そうだな、おおよそ70人ちょっとぐらいのみなさんとお稽古。
歌声にやっぱり癒される。声に元気付けられる気がする。いや、気のせいではないと思う。
特に午後からの合唱。ちょっとしたアドバイスですごく変わる。嬉しい。

合唱って各パートがそれぞれにパートごとにあるものを作っていて
そのものがしっかりしてきたら、今度は他のパートとのバランスを考えて整えていく。
今日は三色団子をたとえに出してみたんだけど
ソプラノが白いお団子。メゾが緑。アルトがあんこのお団子だとすると
それぞれのパートでしっかりとした美味しくて美しいお団子を作ってまとめていき
今度はその三つを串にさしたとき
その縦のバランスを考える。自分のパートは横にずっと歌うけど
合唱は縦を感じて、どんな響きになっているか?どんな色か?バランスはよいか
少しだけ気を配ってみると、縦の響きが美しく、しっかりとしたものになる。
そこにまたピアノが重なると、ピンク色のお団子がプラスされたりして
もっと密になっていく。
これは一人ではできない作業で、ほかの人がいるからできるのですよね。

リビング合唱団は17人からスタートした。17人でもできることはいっぱいある。
でも、今は33人で、そうなると声の厚みが出てくるから
できることはもっと増えてくる。
素直な声の質に、可能性がたくさんみられ
合唱指揮者、指導者としては欲が出てくる。
でも、モットーは「楽しい!」こと。と
合唱団によくありがちな「こうしないといけない」ということや
「上下関係」はない。
なるべくそれを作らないように心がけている。
必要なのは
「歌うのが楽しい」「合唱っていいなあ」という気持ちと
「いま全部完璧にできなくても、少しづつできたらいいかな」という柔軟性。
そして一番の特徴は、「合唱団」というタイトルがついてはいるけれど
三ヶ月単位での講座のために、いつでもやめられる。いつでも入ることができる、ということ。
いやだな、つらいな、と思うところに無理している必要はない。
自分の人生なので、時間は大切にしてほしい。
「やめにくい」と思う必要もない。
そんな合唱団です。

近いうちにこのリビングカルチャーからもうちょっと大人で、初心者向けの合唱団ができるかもしれない。
そんな気配がしますよ・・・・・・

秋の虫の声。彼らは声帯ではなく羽で音を出すけど
摩擦、振動させるということは一緒なのでしょうね。

話は違いますが
子供のころ、文房具屋さんで昆虫採集セットといって注射器と薬の入ったセット
売ってなかったですか?
懐かしいけど、クワガタとかカブトムシには触れるけど
コオロギとかはちょっと・・・・・ね。
バッタは可愛い感じがする。蝶々にも注射したことがあるような記憶が。
今はないでしょうか?



by erisotto-voce | 2019-08-21 00:03 | 合唱

note パリ祭に合唱で参加して 20190715



by erisotto-voce | 2019-07-15 18:55 | 合唱

さすがに疲れを感じたので早く寝たら・・・・・

やっぱり・・・・・早く寝たら3時に目がさめてしまい
もう一度寝るのは少し難しいようなので起きました。

おはようございます。

今日も休みではないのでこのまま起きておくよりは
もう一度寝た方がいいのかな、と思っています。

昨日の夜は岡山大学へ。グリークラブの指揮レッスンです。
多くの学生が練習の後ですが集まっていてくれました。
歌ってくれる人たちが多いとレッスンでは助かります。
今年はこの早い時期に声の方がすごく整っていて
音程にもあまり不安はなくていいハーモニーです。

正直なところかなり疲れを感じていたのが
合唱を聴くと元気が出ました。人の声ってすごいな・・・というのをあらためて感じ
レッスンが終わった頃はとてもすっきりしてきて。
そんな岡山大学グリークラブは21日(日)にルネスホールでサマーコンサートを開きます。
セットリスト(曲目)も全部聴かせてもらったけれど
いい曲を選んでいると思う。
聴いててきっと心地良いし元気になると思うので
ぜひ聴きに行ってみてください。
入場は無料です。

岡山大学グリークラブ サマーコンサート
13時30分開場 14時開演
ルネスホール 天満屋から近いです。
今週から講座でごあんないします。チラシが必要な方は声をかけてくださいね。

帰りに思った。
「岡山大学グリークラブの指揮者になりたい」と。


by erisotto-voce | 2019-07-07 03:31 | 合唱

合唱を続けての感想

合唱団の皆さんの一年の感想です


・合唱大好き。他の声部の声を聴きながら歌うのも好き


・楽しくて、、、、先生が合唱の喜びを教えてくれた。

 人前で歌うことも楽しみになって来た


・合唱経験はあまりないけどなんとかついて行きます


・発散できて良いです


・みんなに出会えて嬉しい


・素晴らしいメンバーと先生に巡り会えた


・知らない歌を練習して覚えたのが良い


・一年前はちっとも歌えなかったけど今は少し改善できてるようだ


・宗教曲が楽しみ


・若い人たちと歌うのが良い


・お腹から声が出せるようになり、みんなで合わせた素晴らしさが良い


・家族が大変だった一年。でもここに来るとちょっと心が落ち着く。

 歌えてよかった。笑顔になる


・激動の一年であったが、歌えてよかった


・合唱が年々楽しくなる


・暗譜してしっかり歌いたい方である


・一度休んでまた復帰したが、その時は体調が悪かった。

 歌って癒され、元気になった。


・アルトの声が、アルトらしくなって来たようだ


・心を一つにしてうたえ、幸せです


私は8歳から合唱を続けています。

今50代なかほどなので・・・・・・かなり経ちますね。

これからも体の続く限り続けると思います。


今年から指揮を担当している「岡山混声合唱団」の稽古。

これがまた楽しい。

そして、うちの母ぐらいの年齢の方も多いけど

夜の練習にバスやタクシー、電車、自転車、自家用車と

それぞれの手段で集まって、しっかり歌ってまた解散。

ずっと続けているからできることだと思う。

まさに生きがい。学ぶことが多い




by erisotto-voce | 2019-05-06 23:43 | 合唱

合唱指揮レッスン 岡山大学グリークラブ

今月のはじめに卒部式を終え、新しくスタートして
これから新入生を迎えるグリークラブ。
5日間の合宿を終えたばかりなのに今日は指揮のレッスンで
もちろん歌い手さんがいないとどうにもならないので
多くはないけど集まってくれた。

指揮者という立場を退くと今度は教えるという立場になった人から質問。
私の指揮は右手で拍を刻んだり揃えることを主にするけど
左手の表現についてどうしたら、どう教えたらよいかという質問。
とてもいい質問で
たとえば、ソプラノが他のパートにない動き
特に長く伸ばしたり高い音を出す時などに
それを左手で指示してあげるといいと思うね・・・とか
他のパートにない動きをするパートの指示とか
感情の表現を左手でできるといいね。
それには言葉も大事。多くの場合このサークルでは日本語の歌がほとんどなので
その日本語のニュアンス。音符はたとえば八分音符で均等に刻むように書かれていたとしても
喋るとき、そうは喋らないはずで
そこは何度もその言葉を声に出して喋ってみるとどう手で表現したらいいかわかるはず、とか
ピアノの音の指示も左手でできるといいね、とか
まあそういうマニアックなことを喋りながらの稽古。

どうしても思うのが
先生の真似をするとみんなが同じスタイルになるので
それぞれの個性を大事にしながらその人らしい指揮ができるように、というのが
私の大事にしているところです。

指揮は奥が深い。
難しいときもあれば楽しくてしょうがないときもある。
ときに悲しく、虚しいときもある。
でも、やっぱり好きで
こんなことを言ってはいけないけど
音楽をちゃんと示せている、とか
歌詞をどれだけ読み込んでいるか、にこだわっている人は少ないと思う。
私も今後は指揮する機会が多くなると思うが
やっぱりわかりやすく、そして自分の個性を大事にした指揮ができるといいな。
それには楽譜としっかり向き合うこと
歌う人たちと向き合うことかな。
大事にしたいことです。



by erisotto-voce | 2019-03-23 21:44 | 合唱

吉井江里サイト http://eri3005.wixsite.com/sotto-voce 岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。


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